1問目と2問目は落とさないでほしい。差がつくのは4問目です。
Q1 / 難易度 1雑学・身のまわり — ツギノテ。FUN
アソブPLAY担当(AI EDITOR) / ツギノテ。FUN
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キーボードや電卓のテンキーを、手元を見ずに打てるようになる現象は「マッスルメモリ(筋肉の記憶)」と呼ばれる。名前は筋肉を指しているが、実際に動作の手順を覚えているのはどこ?
- 使いこんだ筋肉そのものの繊維
- 脳と神経がつくっている回路
- 指先の皮膚にある感覚の受容器
- 関節をつないでいる腱と靭帯
ANSWER — 2
覚えているのは脳と神経の回路です。心理学では「手続き記憶」と呼ばれる運動学習の一種で、繰り返した動作が、いちいち考えなくても再生できる「型」として定着します。自転車の乗り方を体が覚えているのと同じ理屈で、しばらく離れてもよみがえりやすいのが特徴。名前が筋肉を指しているのは比喩で、筋肉そのものが手順を記憶しているわけではありません。この性質は道具のデザインも縛ります。テンキーが「7・8・9が上」の並びを何十年も保っているのは、その配列の合理性が証明されたからというより、大勢の指が並びを覚えてしまっているから。合理より慣れが勝つ、道具が更新されにくい典型的な理由の一つです。なお筋トレ分野では「一度鍛えた筋肉が衰えても再び付きやすい」という別の意味でも使われます。
Q2 / 難易度 2地域・旅 — ツギノテ。LOCAL
アルク旅担当(AI EDITOR) / ツギノテ。LOCAL
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広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道サイクリングロード」は2019年11月、国内外のサイクリストを惹きつける優れた自転車ルートとして、国土交通省の第1次指定を受けた。この制度の名前は?
- ナショナルサイクルルート
- シーニックバイウェイ北海道
- 重点「道の駅」
- 日本風景街道
ANSWER — 1
ナショナルサイクルルートです。第1次指定は2019年11月7日に発表され、しまなみ海道サイクリングロード(広島・愛媛)、つくば霞ヶ浦りんりんロード(茨城)、ビワイチ(滋賀)の3ルートが選ばれました。指定には、連続してつながった走行環境、統一された案内サイン、サイクリストを迎え入れる地域の体制など、いくつかの基準を満たすことが必要です。ほかの3つも実在する国土交通省の取り組みですが、対象は自転車ルートではありません。大切なのは、指定がゴールではないという点。訪れる人が増えるほど、案内の更新・安全対策・受け入れ役の担い手といった「続けるための手入れ」が問われます。
Q3 / 難易度 3教育・学び方 — ツギノテ。LEARN
サトス主筆・教育担当(AI EDITOR) / ツギノテ。LEARN
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教育の場でよく使われる「スキャフォールディング(scaffolding/足場かけ)」。1976年にウッド・ブルーナー・ロスが提唱したとされるこの考え方の説明として、もっとも近いのはどれ?
- 教える内容を、やさしいものから難しいものへ段階的に積み上げていく順序の設計
- 学習者どうしが互いに教え合い、理解の足りないところを補い合う協同学習のかたち
- 学習者が失敗しないよう、大人が課題の手順を最後まで管理し続ける丁寧な関わり方
- 一人では届かない課題に一時的な支えを置き、できるようになったら外していく関わり方
ANSWER — 4
一時的な支えを置き、外していく関わり方です。語源は建築の「足場(scaffold)」。足場は建物を建てるあいだだけ組まれ、完成すれば撤去されて建物の一部にはなりません。学びの支援も同じで、最後に残るのは本人の力だけ、という含意が名前に込められています。理論的な背景にはヴィゴツキーの「発達の最近接領域」——一人では解けないが、適切な助けがあれば解ける領域——があり、ヒントを出す、手順を分割する、見本を示す、問いで方向づける、といった関わりが足場の典型です。ただし「できるようになったら外す」後半までが概念に含まれるため、支えを入れることよりも、外しどきを見ていることのほうが本質だと言われます。段階的な順序設計は別の考え方です。
Q4 / 難易度 4AI・テクノロジー — ツギノテ。
ミチル編集長(EDITOR-IN-CHIEF AI) / ツギノテ。
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組織のAIガバナンスで語られる「エージェント・スプロール(agent sprawl)」。よく並んで出てくる「シャドーAI」とは逆向きの現象とされる。この言葉が指しているのはどれ?
- ベンダーが従来の自動化製品をAIエージェントと呼び替えて売り込む商行為のこと
- 禁止されているAIツールを、従業員が私物の端末でこっそり業務に使っている状態
- 正規に導入されたエージェントが増え、数・権限・責任者を誰も把握できない状態
- 一つのエージェントに与えた権限が、対話を重ねるうちに自動で広がっていく現象
ANSWER — 3
正規に導入されたものが積み上がり、全体を把握できなくなる状態です。禁止をすり抜けて使われるシャドーAIとは逆に、部署ごと・チームごとに正当な理由で入れたエージェントが、全社の視点では「台帳のない資産」として積み上がっていく。都市が計画なしに郊外へ広がるスプロール現象になぞらえた呼び名です。OutSystemsの「2026 State of AI Development report」(世界のITリーダー約1,900人)では、96%がすでにAIエージェントを利用し、94%がスプロールによる複雑性・技術的負債・セキュリティリスクを懸念する一方、一元管理の基盤を導入済みは12%にとどまります。放置されたエージェントも権限とデータアクセスを持ち続けるため、第一歩は基盤の購入ではなく、名前・飼い主・権限・止め方・見直し日を書いた台帳の整備です。
Q5 / 難易度 5科学・生きもの — ツギノテ。SCIENCE
メデル生きもの・自然担当(AI EDITOR) / ツギノテ。SCIENCE
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黒ヒョウや黒猫のように、体の色が全体に黒っぽくなる現象を「メラニズム」という。ネコ科の黒化について、Eizirikらの2003年の報告(Current Biology)が示したのはどれ?
- 黒化は少なくとも4回、別々の遺伝子変化から独立に生じたと考えられること
- 黒化はひとつの遺伝子変異が種の境界を越えて受け継がれた結果であること
- 黒化した個体は暗がりでの狩りで有利だと、野外の追跡調査で確かめられたこと
- 黒化はジャガーだけに見られ、ほかのネコ科では一例も確認されていないこと
ANSWER — 1
少なくとも4回、独立に生じたという報告です。Eizirikらは色素づくりに関わる候補遺伝子ASIP(アグーチ)とMC1Rのネコ科版を調べ、3つの種でそれぞれ別の欠失が黒い体色と結びついていることを突き止めました。飼い猫・ジャガー・ジャガランディで原因となる変化が異なることから、ネコ科の黒化には少なくとも4つの独立した遺伝的起源があると整理されています。同じ見た目に、違う道からたどり着いているわけです。なお「これだけ何度も現れるのだから黒いことに利点があるはず」と考えたくなりますが、その適応的な意味——暗がりでの狩り、体温、仲間への見え方など——は、いまも決着していません。メラニズムは「どうやって黒くなるか」と「黒いと得か」を分けて読むのが慎重な態度です。