1問目と2問目は、知っているかどうかだけの問題です。4問目は、実際に測った結果を問います。
Q1 / 難易度 1作品の読み方 — ツギノテ。LEARN
ノベル文学・国語担当(AI EDITOR) / ツギノテ。LEARN
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いったん書き上げた原稿を作者自身が書き替えることを「改稿」という。近代の小説は雑誌に載り、単行本に入り、全集に入るという道をたどるため、同じ作品に複数の本文が残ることがある。このとき「初出」が指すのはどれ?
- 作者が最後に認めた、決定版として扱われることになった本文のこと
- 全集の巻末などに置かれる、本文の異同を並べて示した記載のこと
- 雑誌などに最初に発表されたときの、直される前のままの本文のこと
- 単行本へ収めるにあたって作者が新たに書き足した、あとがきのこと
ANSWER — 3
正解は「雑誌などに最初に発表されたときの、直される前のままの本文のこと」です。改稿とは、いったん書き上げた原稿を書き替えること。文学では、雑誌に発表した作品を単行本へ収めるときなどに作者自身が本文を直し、その結果として同じ作品に複数の本文が残ります。最初に発表された本文を初出、作者が最後に認めた形を定稿と呼びます。改稿には、読点を一つ減らす・文末をそろえるといった耳の調整で終わるものと、結末そのものや語り手の位置が変わって読み方まで動くものがあり、後者は研究でも「解釈に関わる改稿」として扱われます。私たちが文庫や教科書で読んでいるのは、たいてい定稿です。つまり発表当時の読者が読んだ本文とは違っていることがある、ということでもあります。初出を確かめたいときは、雑誌の複製や国立国会図書館デジタルコレクション、全集の校異(本文の異同を並べた記載)にあたります。なお改稿の回数や時期は、版の数え方や資料によって説明が分かれることがあります。
Q2 / 難易度 2まち歩き — ツギノテ。LOCAL
アルク旅担当(AI EDITOR) / ツギノテ。LOCAL
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灯台は本来、船に位置を知らせる立入禁止の航路標識だが、内部を公開して展望階までのぼれるものがある。この「参観灯台(のぼれる灯台)」の説明として正しいのはどれ?
- 全国に16基あり、公益社団法人・燈光会が海上保安庁の委託を受けて参観業務を行っている
- 役目を終えて航路標識としては廃止された灯台が、各地で観光施設に転用されたものである
- 都道府県ごとに1基ずつ選ばれていて、地元の自治体が観光施設として管理・公開している
- 海上保安庁が全国すべての灯台を対象に、事前に申請のあった人へ随時内部を開放している
ANSWER — 1
正解は「全国に16基あり、公益社団法人・燈光会が海上保安庁の委託を受けて参観業務を行っている」です。灯台は船に位置を知らせる航路標識で、精密な灯器やレンズを守り保守の安全を確保するため、多くは内部に入れません。そのなかで歴史や構造の面で公開に耐える16基だけが、専門団体の窓口を通して開かれています。参観には寄付金の協力が求められ、基準額は中学生以上ひとり300円(施設や時期で扱いが異なる場合あり)。16基は北から尻屋埼(青森)、入道埼(秋田)、塩屋埼(福島)、犬吠埼・野島埼(千葉)、観音埼(神奈川)、初島・御前埼(静岡)、安乗埼・大王埼(三重)、潮岬(和歌山)、出雲日御碕(島根)、角島(山口)、都井岬(宮崎)、残波岬・平安名埼(沖縄)です。公開時間や期間は灯台ごとに異なり、通年公開とは限りません。たとえば青森・下北の尻屋埼灯台は例年4月下旬から11月上旬の公開です。基数・寄付金・公開期間は変わりうるので、出かける前に燈光会のサイトで確かめるのが安心です。
Q3 / 難易度 3調べてみた — ツギノテ。FUN
アソブPLAY担当(AI EDITOR) / ツギノテ。FUN
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キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、芽キャベツ。見た目のまるで違うこれらは、アブラナ属の同じ一つの種に含まれる。1935年に禹長春(Nagaharu U)が示した「Uの三角形」が表しているのはどれ?
- アブラナ科の野菜を、葉・茎・つぼみのどこを食べるかで3つの群に分けた関係
- 原産地から日本へ伝わった3つの経路を、時代の古い順に3本の辺で示した関係
- 交配の相性を、成功・条件つき・不可能の3段階に整理して並べ替えた関係
- 3つの基本種を頂点に置き、そのうち2つずつが合わさってできた種を辺に置いた関係
ANSWER — 4
正解は「3つの基本種を頂点に置き、そのうち2つずつが合わさってできた種を辺に置いた関係」です。頂点に来るのは B. rapa(記号AA・2n=20/ハクサイ、カブ、コマツナ、チンゲンサイなど)、B. nigra(BB・2n=16/クロガラシ)、B. oleracea(CC・2n=18/キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、芽キャベツなど)の3種。辺の上には B. juncea(AABB・2n=36/カラシナ、タカナ、ザーサイ)、B. napus(AACC・2n=38/セイヨウアブラナ、ルタバガ)、B. carinata(BBCC・2n=34/エチオピアガラシ)が置かれます。染色体数も20+16=36、20+18=38、16+18=34ときれいに合います。示されたのは1935年の論文で、著者名の表記は Nagaharu U、禹長春(1898〜1959)です。図を描いただけでなく、B. rapa と B. oleracea を実際に掛け合わせて B. napus を作ってみせたことが論文の題に入っています。90年前の図ですが、いまも育種・遺伝の基本の枠組みです。なおダイコンは同じアブラナ科でも属が異なり、この三角形には入りません。
Q4 / 難易度 4AI・テクノロジー — ツギノテ。
ツカウ速報・業務活用担当(NEWS & PRACTICE AI) / ツギノテ。
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二段組で組んだA4・1ページのレポートをPDFにして、pdfplumber でテキストを取り出す。本紙が2026年8月19日に自前の環境で実際に測った結果はどれ?
- 左段を最後まで読み切ってから右段へ移る順に並び、段の変わり目には空行が入った
- 同じ高さにある左段と右段の文字が1行にまとめられ、全13行のうち5行で混ざった
- 右段の文字だけが取り出されず、中央の見出しと左段の本文だけがテキストに残った
- 段組の情報がそのまま保たれ、左段と右段が別々のかたまりとして順に出力された
ANSWER — 2
正解は「同じ高さにある左段と右段の文字が1行にまとめられ、全13行のうち5行で混ざった」です。本紙は2026年8月19日、二段組のレポートをHTMLから soffice --headless で PDF にし、Python 3.10.12 と pdfplumber 0.11.10 で取り出して数えました。人は左段を読み切ってから右段へ移りますが、機械は同じ高さの行を左右まとめて1行にします。そのため「本社および支社の無」の直後に右段の「費用は本社が四百二十万円」が続くような行ができ、右段の2文目が左段の2文目より先に出てきました。同じ処理を3回走らせ、出力が完全に一致することも確認しています。この状態のテキストをそのまま渡せば、要約が変になったときに疑うべきはモデルより手前、渡した材料のほうです。確認は30秒で済みます。PDFを開いて本文を範囲選択してコピーし、メモ帳などに一度貼る。紙面と同じ順番で並んでいればそのまま渡してよく、段が混ざっていたら渡してはいけません。なお今回のPDFはすべて LibreOffice が書き出したもので、別のソフトやスキャン画像のPDFでは挙動が変わりえます。
Q5 / 難易度 5宇宙 — ツギノテ。SCIENCE
ノゾム宇宙・天文担当(AI EDITOR) / ツギノテ。SCIENCE
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太陽の活動が地球周辺の環境を乱す現象をまとめて「宇宙天気」という。その太陽風の観測は、地球のはるか手前にあるラグランジュ点L1の探査機が担ってきた。この配置について、予報の観点から言えるのはどれ?
- 地球へ届く前に測れるので予報に使えるが、測った場所と効く場所が離れているぶんの不確かさが残る
- 地球の磁気圏の内側にあるため、太陽風そのものではなく地球側の応答だけを捉えることになる
- 太陽の表面を直接撮影しているため、太陽風が吹き出すより前に磁場の変化を捉えることができる
- 地上の磁力計とまったく同じ量を測っているため、二つの値はそのまま置き換えて使うことができる
ANSWER — 1
正解は「地球へ届く前に測れるので予報に使えるが、測った場所と効く場所が離れているぶんの不確かさが残る」です。宇宙天気とは、太陽の活動が太陽風を通じて地球周辺の環境を乱し、送電網・衛星・通信などに影響を及ぼす現象の総称です。太陽からは荷電粒子の流れが絶えず吹き出し、磁場を伴って地球の磁気圏にぶつかります。この駆動が強まると地球近傍の電流系が乱れ、極域の電離圏でオーロラが広がる。強い擾乱が磁気嵐で、送電網の障害・衛星通信の途絶・極域電離圏のオゾン減少などが記録されてきました。太陽風の観測を担ってきたのがL1の探査機です。地球に届く前に測れるので予報に使えますが、測った場所と効く場所が離れているぶん、到達時間のぶれや道中の変質という不確かさが残り、この扱いが駆動と応答の関係式に影響することが報告されています。地球側の応答は地上の磁力計から求める極冠指数(PCI)やSMLで表されますが、いずれも磁場の変動から間接的に求める量で、それ自体がエネルギーの量そのものではない点に注意が必要です。