PRACTICE — GENERATIVE AI PASSPORTVOL.1 / TSUGINOTE AI QUIZ

生成AIパスポート 練習問題 全10問

シラバス5章から2問ずつ、全10問。合格ラインは本試験に合わせて 7/10(正答率70%)です。下の画面でそのまま解けます。

本サイトは非公式です。生成AIパスポート試験を実施する一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)および株式会社DAILとは提携していません。過去問・公式問題集の転載は行わず、公開シラバスの項目に沿って独自に作問しています。

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記念すべき第1回。ダートマス会議での命名から、GAN・VAE・シンギュラリティ、個人情報保護法の要配慮個人情報、そしてプロンプトの工夫であるChain-of-Thoughtまで、シラバス5章を1周する10問です。答えと解説はそれぞれ開くまで隠れています。

問題文・答え・解説をまとめて読む(全10問)
Q1第1章 AI(人工知能)

「人工知能」を意味する英語 artificial intelligence という言葉は、1956年に開かれたある会議の提案書で初めて使われたとされる。ジョン・マッカーシーが提唱し、マービン・ミンスキーらとともに構想したこの会議の名前はどれ?

  1. マッキンゼー会議
  2. ブレッチリー・パーク会議
  3. ダートマス会議
  4. スタンフォード会議
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答え:3— ダートマス会議

正解はダートマス会議です。1956年、ダートマス大学のジョン・マッカーシーが提唱し、マービン・ミンスキー、ネイサン・ロチェスター、クロード・シャノンとともに構想したこの会議の提案書で、英語の「artificial intelligence(人工知能)」という語が世界で初めて使われたとされます。会議には後にAI研究を切り開くハーバート・サイモンやアレン・ニューウェルらも参加し、人工知能という学術分野が確立される出発点になりました。

Q2第3章 現在の生成AIの動向

「ディープフェイク」という語は、ある技術用語と「フェイク(偽物)」を組み合わせた造語である。AIや機械学習を使って人物の顔や声を精巧に合成した画像・動画・音声を指すこの技術用語の組み合わせ元はどれ?

  1. ディープラーニング(深層学習)
  2. ディープウェブ(闇サイトを指すダークネットの俗称)
  3. 3Dモデリング(3次元の形状をコンピューター上で作る技術)
  4. ビッグデータ(大量かつ多様なデータ群の総称)
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答え:1— ディープラーニング(深層学習)

正解はディープラーニング(深層学習)です。「ディープフェイク」は、AI技術の一分野であるディープラーニングと、英語で偽物を意味する「フェイク」を組み合わせた造語で、人物の顔や声を学習させて本物そっくりの偽の画像・動画・音声を合成する技術、およびその生成物を指します。映画の吹き替えや声を失った人の音声再現など正当な用途もある一方で、なりすまし詐欺やフェイクニュース、名誉毀損などへの悪用が国内外で相次いで問題になっています。

Q3第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則

個人情報保護法第2条第3項が定める「要配慮個人情報」は、本人への不当な差別や偏見が生じないよう特に配慮を要する記述等が含まれる個人情報である。次のうち、この要配慮個人情報に法律上含まれるのはどれ?

  1. 年収・預金残高
  2. 勤務先の会社名
  3. 趣味・嗜好(好きな音楽など)
  4. 病歴
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答え:4— 病歴

正解は病歴です。個人情報保護法第2条第3項は、本人への不当な差別や偏見その他の不利益が生じないよう特に配慮を要する情報を「要配慮個人情報」と定め、人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実などを挙げています。年収や勤務先、趣味・嗜好は通常の個人情報として扱われますが、要配慮個人情報は原則として本人の事前同意なしに取得できず、第三者提供のオプトアウトも認められていないなど、通常の個人情報より厳しい規律が課されます。

Q4第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例

「LM(言語モデル)」と「LLM(大規模言語モデル)」は、どちらも次に来る言葉を予測する仕組みを持つ点で共通する。LLMがLMと区別して呼ばれる主な理由として最も適切なのはどれ?

  1. 文章ではなく画像だけを扱う
  2. 学習データ量・計算量・パラメータ数が大幅に大きい
  3. 人間による評価だけで学習し、テキストデータを一切使わない
  4. 特定の1社だけが開発を許可されている技術だから
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答え:2— 学習データ量・計算量・パラメータ数が大幅に大きい

正解は「学習データ量・計算量・パラメータ数が大幅に大きい」です。LM(言語モデル)は次に来る言葉の確率を計算する仕組みの総称で、LLM(大規模言語モデル)はその中でも学習に使うテキストデータの量、計算に使う処理量、モデル内部の係数であるパラメータ数を大きく増やしたものを指します。この規模の拡大によって、翻訳や要約しかできなかった従来型から、文章要約や質問応答など幅広いタスクをこなす汎用性が生まれたとされています。

Q5第2章 生成AI

GAN(Generative Adversarial Network、敵対的生成ネットワーク)は、Ian Goodfellowらが2014年に発表した生成モデルである。GANの基本構造として正しいのはどれ?

  1. 偽物を作る生成器(Generator)と、本物か偽物かを見分ける識別器(Discriminator)が競い合う
  2. 文章を単語ごとに区切り、出現確率だけを数えて並べる単純な統計モデル
  3. 画像の一部だけを暗号化し、鍵を使って復元する構造
  4. 人間の評価者がすべての生成物に点数をつけ、その点数だけを学習する構造
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答え:1— 偽物を作る生成器(Generator)と、本物か偽物かを見分ける識別器(Discriminator)が競い合う

正解は「偽物を作る生成器(Generator)と、本物か偽物かを見分ける識別器(Discriminator)が競い合う」です。GAN(敵対的生成ネットワーク)は、Ian Goodfellowらが2014年に発表した生成モデルで、生成器はできるだけ本物に近い偽データを作ろうとし、識別器はそれを見破ろうとします。この二者を競わせるように学習を繰り返すことで、識別器が見分けられないほど精巧な画像などを生成できるようになります。

Q6第3章 現在の生成AIの動向

生成AIは文章・画像・音声・動画など、さまざまな形式のコンテンツを生成できる。このうち「テキストから画像を生成する」代表的なサービスに分類されるのはどれ?

  1. Whisper(音声をテキストに変換するAI)
  2. GitHub Copilot(コードの補完を行うAI)
  3. Midjourney(テキストから画像を生成するAI)
  4. DeepL(文章を翻訳するAI)
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答え:3— Midjourney(テキストから画像を生成するAI)

正解はMidjourneyです。生成AIには文章生成のChatGPT、音声認識のWhisper、コード補完のGitHub Copilot、翻訳のDeepLなど、扱う形式ごとに得意分野の異なるサービスがあります。Midjourneyはテキストで入力した説明(プロンプト)から画像を生成する代表的なサービスの一つで、同様の画像生成AIにはStable DiffusionやDALL-Eなどもあります。用途に応じてどの生成AIを使うかを見極めることが実務では重要です。

Q7第1章 AI(人工知能)

「シンギュラリティ(技術的特異点)」は、AIが人間の知能の総和を超え、社会に不可逆な変化をもたらすと言われる仮想的な時点を指す。この概念を広めた未来学者レイ・カーツワイルが著書『シンギュラリティは近い』で予測した到来の年はどれ?

  1. 2029年
  2. 2100年
  3. 2200年
  4. 2045年
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答え:4— 2045年

正解は2045年です。未来学者レイ・カーツワイルは著書『シンギュラリティは近い』で、AIをはじめとする技術の進歩が指数関数的に加速し、人間の知能の総和をAIが上回る技術的特異点(シンギュラリティ)が2045年に到来すると予測しました。なお同氏は別の場で「2029年にAIが人間レベルの知能に達する」とも述べており、2つの年号は近い分だけ混同されやすいので、試験でも問われやすい注意点です。

Q8第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則

内閣府の統合イノベーション戦略推進会議は2019年3月、AI利活用にあたって尊重すべき「人間中心のAI社会原則」を決定した。これは7つの基本原則からなるが、次のうち実際にはこの7原則に含まれないものはどれ?

  1. 教育・リテラシーの原則
  2. 経済成長優先の原則
  3. 公正競争確保の原則
  4. イノベーションの原則
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答え:2— 経済成長優先の原則

正解は「経済成長優先の原則」です。内閣府の統合イノベーション戦略推進会議が2019年3月に決定した「人間中心のAI社会原則」は、人間中心の原則・教育リテラシーの原則・プライバシー確保の原則・セキュリティ確保の原則・公正競争確保の原則・公平性、説明責任及び透明性の原則・イノベーションの原則の7つで構成されます。「経済成長優先」という原則は存在せず、AIの便益と社会的リスクの両面に配慮する構成になっています。

Q9第2章 生成AI

生成AIの代表的なモデルには、自己回帰モデル・CNN・VAE(変分オートエンコーダ)・GANなどがある。このうちVAE(Variational Autoencoder)の仕組みの説明として最も適切なのはどれ?

  1. データをいったん低次元の潜在空間へ圧縮し、その分布から新しいデータを復元して生成する
  2. 生成器と識別器を互いに競わせて、本物に近い画像を作り出す
  3. 直前までの単語を条件にして、次に来る単語を順番に予測しながら文章を生成する
  4. 画像の一部領域にフィルタをかけて畳み込み、特徴を抽出する
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答え:1— データをいったん低次元の潜在空間へ圧縮し、その分布から新しいデータを復元して生成する

正解は「データをいったん低次元の潜在空間へ圧縮し、その分布から新しいデータを復元して生成する」です。VAE(変分オートエンコーダ)はエンコーダで入力データを圧縮した潜在表現の確率分布を学習し、デコーダでそこから新しいデータを復元して生成します。生成器と識別器を競わせるのはGAN、直前の単語から次の単語を順に予測するのは自己回帰モデル、画像の一部にフィルタをかけて特徴を抽出するのはCNNの仕組みで、それぞれ生成・処理の方法が異なります。

Q10第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例

生成AIに複雑な問題を解かせるとき、いきなり答えだけを出させるのではなく、途中の考え方を順を追って出力させると精度が上がることがある。2022年にWeiらの論文で示された、この段階的な推論を引き出すプロンプティング手法の名称はどれ?

  1. ゼロショット学習(例を一つも示さずに解かせる手法)
  2. ファインチューニング(追加データでモデル自体を再学習させる手法)
  3. Chain-of-Thought(思考の連鎖)プロンプティング
  4. RLHF(人間の評価をもとにモデルを強化学習で調整する手法)
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答え:3— Chain-of-Thought(思考の連鎖)プロンプティング

正解はChain-of-Thought(思考の連鎖)プロンプティングです。2022年にWeiらが発表した論文で示された手法で、生成AIにいきなり答えを出させるのではなく、途中の考え方を段階的に出力するよう促すことで、算数の文章題や論理的な推論を要するタスクの正答率が向上することが確認されました。ゼロショット学習やファインチューニング、RLHFとは異なり、モデル自体を再学習させずプロンプトの工夫だけで効果を狙う点が特徴です。