PRACTICE — GENERATIVE AI PASSPORTVOL.3 / TSUGINOTE AI QUIZ

生成AIパスポート 練習問題 全10問

シラバス5章から2問ずつ、全10問。合格ラインは本試験に合わせて 7/10(正答率70%)です。下の画面でそのまま解けます。

本サイトは非公式です。生成AIパスポート試験を実施する一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)および株式会社DAILとは提携していません。過去問・公式問題集の転載は行わず、公開シラバスの項目に沿って独自に作問しています。

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第3回。人とAIを見分けるチューリングテストから、生成AIとは何かの定義、OpenAIのSora・Suno・ロールプロンプティング、フィッシング詐欺、ChatGPTが公開された時期、AI研究の系譜を分けるコネクショニズム、OECD AI原則、そして出力のランダムさを操るtemperatureまで、シラバス5章を1周する10問です。答えと解説はそれぞれ開くまで隠れています。

問題文・答え・解説をまとめて読む(全10問)
Q1第1章 AI(人工知能)

人工知能の研究には、機械が人間と見分けがつかないほど自然に受け答えできるかどうかを判定する思考実験がある。イギリスの数学者アラン・チューリングが1950年の論文『Computing Machinery and Intelligence』で提唱したこの判定法の名称はどれ?

  1. チューリングテスト
  2. ダートマス・テスト
  3. モラベックのパラドックス
  4. 中国語の部屋
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答え:1— チューリングテスト

正解はチューリングテストです。アラン・チューリングが1950年の論文『Computing Machinery and Intelligence』で提唱した思考実験で、判定者が文字だけのやり取りを通じて相手が人間かAIかを見分けられなければ、そのAIは人間と同等の知能を示したとみなす、という判定法です。人工知能の「知能とは何か」を操作的に定義しようとした初期の試みとして知られ、現在でも会話AIの評価の文脈でしばしば引用されます。

Q2第2章 生成AI

AIは学習した情報の使い方によって大きく2つに分けられる。入力データを分類・判定する「識別系AI」に対し、学習したパターンをもとに文章・画像・音声など新しいデータを一から作り出すAIを指す呼び方はどれ?

  1. 識別系AI
  2. 強化学習AI
  3. ルールベースAI
  4. 生成AI(生成系AI)
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答え:4— 生成AI(生成系AI)

正解は生成AI(生成系AI)です。入力されたデータが「どのカテゴリに属するか」を判定・分類する識別系AIに対し、生成AIは学習した膨大なデータのパターンをもとに、文章・画像・音声・動画といった新しいコンテンツを一から作り出します。ChatGPTのような文章生成、Midjourneyのような画像生成はいずれも生成AIの応用例で、識別と生成という2つの働きの違いを区別することが、生成AIパスポートの基礎知識として問われます。

Q3第3章 現在の生成AIの動向

生成AIが生成できる形式は文章・画像・音声だけでなく動画にも広がっている。OpenAIが2024年に発表した、テキストの指示から映像を生成するモデルの名称はどれ?

  1. Runway
  2. Sora
  3. Stable Video Diffusion
  4. Pika
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答え:2— Sora

正解はSoraです。OpenAIが2024年に発表したテキストから動画を生成するモデルで、短い文章の指示から数十秒程度の映像を生成できます。同様にテキストや画像から動画を作るサービスにはRunwayのGen系モデル、Stability AIのStable Video Diffusion、Pikaなどもあり、いずれも「テキストから動画」という生成AIの新しい応用領域を代表するサービスです。

Q4第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例

生成AIへの指示(プロンプト)を工夫する技法の一つに、AIに特定の職業や専門家の立場を演じさせてから本題の質問をする方法がある。この技法を指す呼び方として最も適切なのはどれ?

  1. ファインチューニング
  2. RAG(検索拡張生成)
  3. ロールプロンプティング(役割設定)
  4. ゼロショットプロンプティング
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答え:3— ロールプロンプティング(役割設定)

正解はロールプロンプティング(役割設定)です。「あなたは経験豊富な弁護士です」のように、AIに特定の職業や専門家の立場を演じさせたうえで質問すると、その役割にふさわしい語り口や専門性を踏まえた回答が得やすくなります。モデル自体を再学習するファインチューニングや、外部の資料を検索して回答に反映させるRAGとは異なり、プロンプトの書き方だけで工夫できる手軽な技法の一つです。

Q5第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則

生成AIを悪用したなりすまし詐欺やサイバー攻撃の手口は多様化している。実在する企業や知人を装ったメールやSMSで偽のログインページへ誘導し、IDやパスワード、個人情報を入力させて盗み取ろうとする手口の名称はどれ?

  1. フィッシング(詐欺)
  2. ブルートフォース攻撃
  3. DDoS攻撃
  4. SQLインジェクション
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答え:1— フィッシング(詐欺)

正解はフィッシング(詐欺)です。実在する企業・金融機関・知人などを装ったメールやSMSを送りつけ、本物そっくりの偽サイトへ誘導してID・パスワードやクレジットカード番号、個人情報を入力させて盗み取る手口を指します。近年は生成AIによって不自然な日本語や誤字が減り、より精巧な文面や音声・映像で本人になりすます事例も報告されており、送信元の確認やURLの正当性のチェックといったネットリテラシーの基本がいっそう重要になっています。

Q6第2章 生成AI

OpenAIが開発した対話型AIサービスChatGPTは、公式ブログでの発表を経て一般公開された。このChatGPTが最初に一般公開された時期はどれ?

  1. 2020年6月
  2. 2022年11月
  3. 2021年11月
  4. 2023年3月
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答え:2— 2022年11月

正解は2022年11月です。OpenAIは2022年11月30日、対話特化型の言語モデルとしてChatGPTを公式ブログで発表し、無料の研究プレビューとして一般公開しました。公開からわずか数日で利用者数が急増し、生成AIが一般に広く知られる契機になったとされています。2023年3月にはGPT-4を基盤としたバージョンが追加されるなど、その後も機能拡張が続いています。

Q7第3章 現在の生成AIの動向

生成AIが生成できるコンテンツの形式は年々広がっている。テキストの説明から歌詞とメロディを含む楽曲を丸ごと生成できる代表的なサービスはどれ?

  1. ElevenLabs(音声合成に特化)
  2. Runway(動画生成に特化)
  3. Midjourney(画像生成に特化)
  4. Suno
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答え:4— Suno

正解はSunoです。テキストで曲調や歌詞のテーマを指示すると、ボーカルを含む楽曲を丸ごと生成できるサービスで、音声合成専門のElevenLabs、動画生成専門のRunway、画像生成専門のMidjourneyとは異なり、作詞・作曲・歌唱表現までを一括で扱う点が特徴です。生成AIは形式ごとに得意分野の異なるサービスが乱立しているため、目的に応じた選び分けが実務では重要になります。

Q8第1章 AI(人工知能)

AI研究には、知識をルールや記号として明示的に表現し推論する立場と、脳の神経回路を模したネットワークが学習によってパターンを獲得する立場という、2つの大きな考え方の系譜がある。後者の、ニューラルネットワークによる学習を重視する立場を指す呼び方はどれ?

  1. コネクショニズム(結合主義)
  2. 記号主義(シンボリックAI)
  3. エキスパートシステム
  4. 知識ベース推論
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答え:1— コネクショニズム(結合主義)

正解はコネクショニズム(結合主義)です。ルールや知識を記号として明示的にプログラムする記号主義(シンボリックAI)に対し、コネクショニズムは脳の神経細胞のつながりを模したニューラルネットワークにデータを学習させ、経験からパターンを獲得させる立場を指します。現在の生成AIやディープラーニングはこのコネクショニズムの系譜にあたり、1980年代以降のニューラルネットワーク研究の発展を経て、現在の主流のアプローチになりました。

Q9第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則

AIの社会実装に向けた国際的なルールづくりの一環として、OECD(経済協力開発機構)は2019年5月、非加盟国を含む42か国の賛同を得て、人間中心の価値観や透明性、説明責任などを掲げた、AIに関する初の政府間合意を採択した。この合意の名称はどれ?

  1. GDPR(EU一般データ保護規則)
  2. アシロマAI原則
  3. OECD AI原則
  4. パリ協定
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答え:3— OECD AI原則

正解はOECD AI原則です。2019年5月、OECD(経済協力開発機構)は加盟国に加え非加盟国を含む42か国の賛同を得て、人間中心の価値観の尊重・公平性・透明性・説明責任・強靱性などを掲げた、AIに関する初めての政府間合意「OECD AI原則」を採択しました。日本の『人間中心のAI社会原則』をはじめ各国のAIガイドラインは、このOECD原則を踏まえて策定が進められています。GDPRはEUの個人データ保護規則、アシロマAI原則は研究者コミュニティが2017年にまとめた非政府文書で、いずれも政府間の公式合意という点でOECD AI原則とは性格が異なります。

Q10第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例

生成AIのAPIやプレイグラウンドでは、出力のランダム性を調整する「temperature(温度)」というパラメータが用意されていることが多い。このtemperatureの値を高く設定した場合の出力の傾向として正しいのはどれ?

  1. 常に同じ出力になり、再現性が最も高くなる
  2. 出力がより多様で創造的になる一方、事実からそれる可能性も高まる
  3. APIの応答速度が速くなる
  4. 利用できるトークン数の上限が増える
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答え:2— 出力がより多様で創造的になる一方、事実からそれる可能性も高まる

正解は「出力がより多様で創造的になる一方、事実からそれる可能性も高まる」です。temperatureは次に来る単語の確率分布のばらつきを調整するパラメータで、値を高くするほど確率の低い単語も選ばれやすくなり、表現が多様で創造的になる反面、事実と異なる内容やまとまりのない文章が出力されるリスクも高まります。逆に値を0に近づけるほど、最も確率の高い単語が選ばれやすくなり、決まりきった一貫性の高い出力になります。事実確認が重要な業務では低い値、アイデア出しなど創造性を求める場面では高い値、といった使い分けが推奨されます。